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Whois公開代行で個人情報を守る

ドメイン取得すると、Whois にあなたの名前・住所・電話番号が公開されます。それを隠す「Whois 公開代行」のしくみと使い方を解説。

そもそも Whois って何が公開されるの?

ドメインを取得すると、レジストラはあなたの登録情報を Whois データベースに登録します。これは公開情報で、誰でも Whois 検索で見られます。

公開される情報は基本的に:

  • 登録者氏名(個人名 or 会社名)
  • 登録者の住所・電話番号
  • メールアドレス
  • 登録日・有効期限
  • ネームサーバ・レジストラ名

⚠ 個人で取得する場合の問題: 自宅住所・本名・個人電話番号がインターネット全体に公開される。スパム・ストーカー・営業電話の標的になる可能性。

Whois 公開代行の仕組み

Whois 公開代行(Whois Privacy / Domain Privacy)は、あなたの情報の代わりにレジストラ側の情報を Whois に表示するサービスです。

# 公開代行なし
Registrant: 山田太郎
Address: 東京都渋谷区...
Phone: +81.90-1234-5678
# 公開代行あり
Registrant: Whois Privacy Protection Service
Address: お名前.com c/o ...
Phone: +81.3-XXXX-XXXX

取得者の所有権は変わりませんが、外部からは個人情報が見えなくなります。

GDPR 以降の自動マスキング

2018 年の EU 一般データ保護規則(GDPR)施行以降、多くのレジストラと TLD レジストリは 個人ユーザーの Whois 情報を自動的にマスクするようになりました。

特に .com .net 等の主要 gTLD では、個人取得分はデフォルトで:

  • 名前・住所・電話番号は「REDACTED FOR PRIVACY」表示
  • 連絡用メールはレジストラの中継アドレスに置換

→ つまり: 主要 TLD で個人取得した場合、何もしなくても Whois に個人情報は出ない可能性が高い。それでも明示的に「公開代行サービス」を有効化する方が確実です。

.jp / .co.jp は要注意

JPRS が管理する .jp 系 TLD は、GDPR の対象外で個人情報がそのまま Whois に出るのが基本です。

  • .jp(汎用): 個人取得でも氏名・住所・電話が公開される
  • .co.jp: 法人情報(登記された会社名・住所・代表者名)が公開
  • .ne.jp .or.jp: 同上

ただし JPRS 認定レジストラの一部が独自にプライバシー保護オプションを提供しています。取得時に確認しましょう。

レジストラ別の対応状況

レジストラ 公開代行 料金
お名前.com対応(Whois情報公開代行)無料(同時申込)/ 1,078円(後付)
エックスサーバードメイン対応(Whois情報代理公開)無料
ムームードメイン対応(WHOIS代理公開)無料
Cloudflare Registrar対応(標準で有効、無効化不可)無料
Namecheap対応(WhoisGuard)永久無料

公開代行を使う時の注意点

  • 連絡が届きにくくなる場合あり: 中継メールアドレス経由になるので、レジストラのフィルタリングで重要連絡が遅れる可能性
  • 更新通知メールは届く: 公開代行でも、契約上の重要通知は本人に届く設計
  • 商標トラブル時に開示要求が来る: 法的紛争では個人情報の開示が求められることがある
  • SSL 証明書発行の制約: EV 証明書(緑バー型)は法人実在情報が必要なので、公開代行と相性が悪い

まとめ

  • 個人ドメイン取得時は公開代行を必ず有効化(住所・電話番号公開防止)
  • 主要 gTLD は GDPR で自動マスク済みのことが多いが、明示的に有効化する方が安心
  • .jp .co.jp は GDPR 対象外なので特に注意
  • 主要レジストラのほとんどが無料 or 安価で提供している

取得しているドメインの Whois 情報は Whois 検索でいつでも確認できます。自分のドメインで個人情報が露出していないか、定期的にチェックしましょう。

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